【ライブレポート】Sanrio Virtual Festival 2026

ライブ、歌枠レポート

こんにちは、おざたろうです。

VESPERBELLが出演した「Sanrio Virtual Festival 2026」(以下、「サンリオVfes」)のライブレポートをまとめました。

VESPERBELLとは?

VESPERBELLとは、ヨミとカスカの2人で構成されるバーチャルガールズロックデュオです。

2020年6月にデビューし、YouTube上でのオリジナル曲やカバー動画の投稿、配信、ライブ出演をメインの活動としています。
圧倒的な歌唱力を持つヨミの力強い歌声、まっすぐに響くカスカのハイトーンボイスの相性の良さが最大の魅力で、現地ライブではその歌声に加えて熱い煽りで会場を熱狂の渦に包み込むロックスタイルのパフォーマンスを得意としています。

概要

  • イベント名:Sanrio Virtual Festival 2026
  • 日時:2026年3月1日(日) 21:30~22:00
  • 会場:VRChat特設ワールド「Linkscape」
Sanrio Virtual Festival 2026 公式サイト
バーチャルテーマパーク「Virtual Sanrio Puroland」にて、バーチャル音楽フェスが今年も開催!世界中のファンが繋がる「Sanrio Virtual Festival」で一緒に盛り上がろう!テーマパークとカルチャーが融合するエンターテイメント空間で、忘れられない体験を。

背景

Sanrio Virtual Festival 2026とは

「サンリオVfes」とは、株式会社サンリオとサンリオピューロランドが主催した、VTuber, VSingeによる音楽フェスです。

総来場者数1,000万人超えのVR音楽フェスが今年も開催決定!「Sanrio Virtual Festival 2026」出演アーティスト全28組を発表!
株式会社サンリオのプレスリリース(2026年1月14日 11時00分)総来場者数1,000万人超えのVR音楽フェスが今年も開催決定!「Sanrio Virtual Festival 2026」出演アーティスト全28組を発表!

本イベントは今回が5回目の開催であり、第一回、第二回ではVESPERBELLと同様にRK Musicに所属しているKMNZも出演した実績がありますが、VESPERBELLにとっては今回が初出演となりました。

VESPERBELL初のVRライブ

これまでVESPERBELLは数多くのライブに出演してきましたが、いずれも現地開催または2D映像の配信という形態でした。
一方、今回出演した「サンリオVfes」はVRゴーグルを使用することによってVR空間内でライブに参加することも可能であり、VESPERBELLにとって初めて出演したVRライブとなりました。

VTuber, VSingerという存在が世に知られて久しいですが、いまだにこのようなVR空間上でのイベントは少なく、「新しいライブの形」を体感できる貴重な機会でした。

開演前の様子

「サンリオVfes」ではアーティスト毎で専用のステージが設けられていました。

VESPERBELLのステージには、オリジナル曲の“ignition”で表現された荒廃した世界観にリンクするかのような瓦礫が所々に存在しており、さらにその中央にそびえる瓦礫や機材の山からは、これまでのVESPERBELLのライブステージにも盛り込まれていた近未来的な雰囲気が感じられました。

この時点で既に、まるでVESPERBELLの世界観に迷い込んだかのような感覚を覚えました。

セットリスト

1曲目:鳴動

会場の上部を囲むように設置されたモニターにVESPERBELLのキービジュアルが映し出された後、”Are You Ready?”の文字が観客の眼前に表示され、VESPERBELLのステージの開演を告げました。

そして遂にヨミとカスカがステージに登場し、2人は“鳴動”を歌い始めました。

アルバム「鳴動」のリード曲でもあるこの曲では、VESPERBELLの歌声の力強さが存分に発揮されます。

ヨミとカスカの「おい!おい!」という煽りに合わせて出現する光りのエフェクトや、背後で振動する超巨大なメガホンなど、VRライブならではの演出が効果的にステージを盛り上げました

あらゆるエフェクトの中で力強い歌声を披露するヨミとカスカ

そして特に圧巻だったのは、2サビ後の演出です。
「最後までしっかり付いてこーい!」と言うカスカの声とともにステージと客席が崩落しました。
そして、ヨミとカスカが立つ地面が徐々に近付き、つながった瞬間に光景が切り替わり、次の瞬間には新たなステージが形成されていました

新たに出現したステージの中で歌うヨミとカスカ

これまでのVESPERBELLのライブの中でも群を抜いたアグレッシブな演出で生み出された新たなステージで、ヨミとカスカは圧巻のハモりを披露しました。

VRライブでしか実現できないパフォーマンスを駆使し、一曲目から強烈な印象を観客に与えました

MC

ここでMCが入り、2人は簡単に自己紹介を行いました。

その後、先ほどかっこよくキメてみせた1曲目の”鳴動”の感想についての話題となり、カスカは真っ先に「演出がすごかった」ということを挙げました。
間奏部分でステージが一気に変わる演出がまさにVRライブならではであり、このような豪華な演出を用意できたことについて2人は関係者に感謝の言葉を伝えました。

続いて、初めてSanrio Virtual Festivalに参加できたということで、好きなサンリオキャラの話題に移りました。

まず、カスカは「ツンデレキャラが好き」ということで、クロミちゃんが長いこと好きであるとのことです。一方で、メンタルの面はマイメロをリスペクトしているとのことでした。

クロミ|サンリオ
自称マイメロディのライバル。乱暴者に見えるけれど、実はとっても乙女チック!?イケメンがだ〜い好き。黒いずきんとピンクのどくろがチャームポイント。趣味は、日記をつけること。恋愛小説にはまっている。好きな色は、黒。好きな食べ物は、らっきょう。子分のバクは、クロミを乗せて空を飛べる。がまん強くて、クロミに意地悪されてもめげな...
マイメロディ|サンリオ
すなおで明るい、弟思いの女のコ。宝物は、おばあちゃんが作ってくれた、かわいいずきん。お母さんといっしょにクッキーを焼くのが好き。好きな食べ物は、アーモンドパウンドケーキ 。

そしてヨミは、ペックルが好き」とのことでした。
ヨミは好きなキャラのグッズをしばしば購入するようで、ペックルのグッズも持っているようでした。
また、ペックルの将来の夢が「空を飛ぶこと」である点も可愛いポイントのようです。

あひるのペックル|サンリオ
おひとよしで、ココロのやさしい男のコ。泳ぎが苦手で、歌とダンスが大好き。ピッチが手拍子をすると、つい踊ってしまう。ただ今、タップダンスのレッスン中!宝物は、よく持ち歩いているバケツ。青、赤、グレーなど、いろいろな色がある。ピッチのプールにもなっちゃう。 夢は空を飛ぶこと。

羽化

緩い雰囲気のMCの後にVESPERBELLが歌った“羽化”はミステリアスな雰囲気が漂う曲であり、歌い出した瞬間から2人の雰囲気が一変しました。

2人の背後に出現した超巨大なヨミとカスカ無限に続くヨミとカスカのシルエットや、空間全体に広がる複雑な文様など、おどろおどろしさすら感じる空間の演出が“羽化”という曲の世界観を見事に表現していました。

その中で歌うヨミとカスカの歌声には聴く者を惹き込む強烈な魅力で満ちており、2人の歌声没入感が「VRライブ」という形態によって飛躍的に引き上げられ、まさに新感覚のライブが実現しました。

歌い終わりでのヨミとカスカが伸ばした腕の先に蝶が止まる演出も含めて最後まで非常に手が込んでおり、見所、聴き所だらけの圧巻のパフォーマンスとなりました。

ヨミとカスカの指先に蝶が止まる演出

Bell Ringer

“羽化”を歌い切った後で2人が登場したときのステージに切り替わり、ヨミとカスカは最後の曲として“Bell Ringer”を歌唱しました。
“Bell Ringer”はVESPERBELLのオリジナル曲の中でも屈指の「ライブ曲」で、ライブの定番曲として数多くの現地イベントで披露されています。

そして“Bell Ringer”でも、ステージ演出に一切の妥協がありませんでした。

まず曲が始まって早々にステージのが切り替わり、前方に見える都市に向けて道路を真っ直ぐに進むステージとなりました
このステージが“Bell Ringer”のMVの近未来的な世界観の特徴を見事に捉えており、“Bell Ringer”の世界に飛び込んだかのような感覚を観客に与えました

その後のヨミとカスカが交互に歌うシーンでは、カスカがステージの中央で歌っている間、その奥で宙に浮くバイクにヨミが座っており、逆にヨミが歌うときは2人の位置関係が瞬時に切り替わりました。
この演出も、“Bell Ringe”のMVのワンシーンを連想させました。

その後の都市をバックにしたステージ、会場中を高速で走り回るバイクなど、ステージが次々と切り替わる贅沢な演出がヨミとカスカの歌声の魅力を引き立てました

また、全体的な音質の良さ(これは再生する側の環境に依存するかもしれませんが)に加え、音響の細かな点にもこだわりを感じました
特に、ラスサビでカスカの歌声にリバーブが強めにかかったことによって、ラストに向けて盛り上がりのギアがひとつ上がった感覚を味わうことができました。

“Bell Ringer”を歌いきった2人は、「ありがとうございました、VESPERBELLでした!」「この後も引き続きSanrio Virtual Festival 2026最後まで楽しんでいって下さい!」と話した後で「ばいば~い!」と笑顔で手を振った後で後ろを振り返り、ステージ奥に歩きながらゆっくりとフェードアウトし、素晴らしいパフォーマンスを終えました。

おまけ-VRならではの楽しみ方-

ステージ散策

終演後には、ワールド内を自由に動き回ってVESPERBELLのステージを見て回ることができました

セットリストやステージ演出のクレジットの記載の他に、”Bell Ringer”歌唱中の演出で登場したバイクも設置されており、間近で見ることができました。

セットリストとステージ演出のクレジット
“Bell Ringer”で登場したヨミのバイク
“Bell Ringer”で登場したカスカのバイク

また、特に初期のVESPERBELLのライブステージで見られていた長いライトもステージの至る所に設置されており、懐かしさも感じることができました。

ステージの周囲に設置されたライトの演出。特に初期のVESPERBELLのライブでは定番の演出でした。
ヨミとカスカにとって初めての3Dライブとなった「RISEリリース記念3D配信」。ステージのバックにライトが設置されています。

自由なアングルからのライブ視聴

VRライブでは、ワールド内を自由に動き回ることができます。
これはヨミとカスカが歌唱中でも同様で、2人の真正面はもちろん、ヨミ側から、カスカ側など、自由に自分の位置を変えてライブを楽しむことができました

このようなVRライブ特有の自由度の高さは、これまでのライブには無かった非常に革新的な要素であると感じました。

終わりに

VESPERBELLが出演した、「Sanrio Virtual Festival 2026」のライブレポートでした。

VESPERBELLにとっては初めてのVRライブとなった今回のライブで、VESPERBELLの新たな可能性が見いだされたように感じました。

VRの世界でVESPERBELLが目の前にいるという感覚は、まさに現地ライブさながらの迫力と臨場感に溢れていました

それに加え、現地ライブとは異なり、好きなアングルやスタイルでヨミとカスカのライブを楽しむことができる自由度の高さもあり、まさに「新感覚」のライブを実現しました。

VRでしか成しえないダイナミックな演出も過去に経験したことがないものであり、この演出によってより一層魅力を増したヨミとカスカのパフォーマンスが終始圧倒的で、新しいライブ形式として今後への期待が高まる素晴らしいライブでした。

ozataro

宣伝 -VESPERBELL Rock Fes 2026チケット発売中!-

2026/5/15(金)に、VRF2026(VESPERBELL Rock Fes 2026)が開催されます

VRFはVESPERBELLが初めて主催するロックイベントで、松永依織、幸祜、白玖ウタノ、龍ヶ崎リンと、VESPERBELLと関わりのあるアーティストをゲストに迎えることが発表されています。
さらに、VESPERBELL直属の後輩ユニットとしてデビューが発表されたばかりのNUROJUNKがオープニングアクトとして出演することも発表されました。

アツく盛り上がれるイベントになること間違いなしです。
チケットの一般販売がすでに開始されているため、要チェックです!

【概要】

  • 日時:2026/5/15(金) 17:30開場, 18:30開演
  • 会場:Spotify O-EAST
  • 出演:VESPERBELL、松永依織、幸祜、白玖ウタノ、龍ヶ崎リン、NUROJUNK(オープニングアクト)
  • チケット購入リンク(先着):https://x.gd/MIu7h

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