こんにちは、おざたろうです。
VESPERBELLが出演した、「MOLH vol.3」のライブレポートをまとめました。
概要
- イベント名:MOLH vol.3
- 日時:2025年5月10日(土) 23:30~
- 会場:clubasia
MOLHとは
「MOLH」とは、渋谷に位置するライブハウスのclubasiaにて開催されたナイトイベントです。
「MOLH vol.3」のタイトルの通り、今回が3回目の開催となり、VESPERBELLとしては初出演のイベントでした。
ちなみに、前回開催である「MOLH vol.2」には、VESPERBELLと同じくRK Music所属であるKMNZが出演していました。
VESPERBELLがクラブイベントに出演することは非常に珍しく、前回のクラブイベント出演はVESPERBELLデビュー直後の「VIRTUAFREAK -REWIRE-」(2020年12月)にまで遡ります。
※奇しくも、「VIRTUAFREAK -REWIRE-」の会場も今回と同じくclubasiaでした
特に今回は23:30開演であり、VESPERBELLとしては初めてのナイトイベントへの出演であり、VESPERBELLはトップバッターとして23:30~およそ30分間の出番が予定されていました。
入場開始は23時で、実際に会場に入るとKMNZの楽曲が流れていた点はBELLSにとって嬉しい演出だったはずです。
セットリスト
今回のライブのセットリストは以下の通りです。
- RISE(BlackY Remix)
- RAMPAGE(KSUKE Remix)
- 飛天
- 狂乱Hey Kids!!
- あゝオオサカdreamin’ night
- Beyond the way
- Bell Ringer
およそ30分という限られた時間の中でオリジナル曲、カバー曲合わせて7曲も披露する大盤振る舞いでした。
ライブのオープニング演出の後、スクリーンにVESPERBELLのロゴが映し出されました。
そして、歓声と拍手に包まれる会場にヨミとカスカの歌声が響いた直後、スクリーンにヨミとカスカの立ち絵が映し出されました。
熱い夜の始まりを告げるべく、ヨミとカスカが歌い始めた曲は”RISE(BlackY Remix)”でした。
ヨミの力強い歌声とカスカの軽快な歌声が会場を盛り上げ、会場全体から声が上がりました。
さらに、いまやお決まりとなりつつある2サビ後のヘドバン終わりでのヨミからの「よくできました~」には歓声が上がりました。
“RISE”で会場をしっかりと盛り上げた後、立て続けに二人は”RAMPAGE(KSUKE Remix)”を歌いました。
VESPERBELLのオリジナル曲の中でライブ盛り上げ曲代表格である”RAMPAGE”に、さらに疾走感を加えたこのRemix ver.はクラブイベントとの親和性も非常に高く、満を持しての登場となりました。
かっこよさ抜群のヨミとカスカの歌声が観客の気持ちを盛り上げました。
さらに、途中の「WOW WOW」や「(準備は)OK!」そして「RAMPAGE!」といった、全員で声出しができる場面でしっかりと観客をノせてくれる絶妙な煽りが、会場の熱量をさらにもう一段高めました。
”RAMPAGE”を歌い終えた後、MCを挟みました。
まずは「VESPERBELLを知らない人も多いと思う」ということで、二人から簡単な自己紹介があり、その後、今回が久々のクラブイベントであることに関しても言及がありました。
さらに、「一つ告知していい?」という前置きの後で、6月に開催されるVESPERBELL 3rd ONE-MAN LIVE BEYONDの宣伝もしっかりと行いました。
※ライブチケットは以下リンクから購入可能です。

MCの後に、3曲目として歌われたのは”飛天”でした。
”飛天”はもともとVESPERBELLのチャンネルでヨミとKMNZのLITAによるコラボカバーが上がっていましたが、カスカが飛天を歌うのは初めてでした。
そのため、LITAが不在の中で今回のパート振りが気になるところでしたが、LITAが担当していたラップパートはヨミとカスカが協力して担当していました。
特にカスカにとってラップは非常に珍しい挑戦でしたが、しっかりと順応し、元気いっぱいの歌声を披露してくれました。
”飛天”の後には、3月27日にVESPERBELLチャンネルにカバー動画が投稿され、今もなお飛ぶ鳥を落とす勢いで生成数を伸ばしている”狂乱 Hey Kids!!”を歌いました。
Aメロでの「匂い立って」で一瞬ひっくり返るカスカの特徴的な歌い方は生歌でも健在で、現地でしっかりと聴かせてくれました。。
また、ヨミはとにかく歌声がかっこいい上に、所々含まれている英語の部分の歌い方が洗練されていました。
サビの「oh oh oh」では、二人の煽りもあって会場全体から声が上がり、この瞬間に今回のVESPERBELLの出番としては一番の盛り上がりと一体感を見せました。
間奏で「楽しい~!」と言う言葉が漏れるほどにライブを楽しんでいるヨミとカスカに呼応するような会場全体の一体感が実に印象的でした。
”狂乱 Hey Kids!!”で最高に盛り上がったあとは一風変わり、”あゝオオサカdreamin’night”でした。
カバー動画のサムネイラストでは、ヨミが歌う後ろのDJブースでカスカがDJをしている姿が描かれており、今回、クラブイベントでの歌唱が実現した格好となりました。
”飛天”と同様、カスカがこれまでライブで歌うことのなかった曲でしたが、持ち前のハイトーンな歌声を弾ませるように会場に響かせました。
実はライブ前にカスカは以下のツイートをしており、通常のライブとは一風変わったセットリストであることを匂わせていました。
おそらく、先の”飛天”とこの”あゝオオサカdreamin’night”のことを指していたと思われます。
この曲のカバー動画を投稿しており、歌枠でも歌ったことのあるヨミは安定感を見せつつ、ライブならではのアレンジを所々で加えて会場を盛り上げました。
VESPERBELLの出番はまだ続きます。
6曲目として歌われたのは、こちらもLITAとのコラボカバーとして投稿されている”Beyond the way”でした。
”Beyond the way”という曲自体が非常にノりやすい曲であるうえに、ヨミとカスカの高い歌唱力が遺憾なく発揮され、見事に会場をノせて見せました。
やはり、ヒップホップを主戦場としているKMNZとのコラボ動画はクラブイベントとの親和性が高いようです。
こういったカードを切れるようになるという意味でも、他のアーティストとのコラボには大きな意義があるのかもしれません。
ヨミの「跳べ!」の煽りもあり、ラスサビでは特に会場の一体感が光りました。
そしてラストを飾ったのは、VESPERBELLオリジナル曲である”Bell Ringer”でした。
2nd ONE-MAN LIVE「RUMBLING」でも非常に高い完成度で会場を沸かせた”Bell Ringer”は、”RAMPAGE”と同様にVESPERBELLのオリジナル曲の中でも屈指のライブ盛り上げ曲です。
ヨミの「頭振れ!」の声で揃ってヘドバンをしたフロアの一体感が非常に高く、それに対してヨミとカスカからは「可愛い~」という言葉がありました。
その後のラスサビでも、「腕上げろ!」というカスカからの煽りもあり、最高の盛り上がりの中で歌いきりました。
歌い終えた後は、「ありがとうございましたVESPERBELLでした~」「VESPERBELL覚えて帰ってね~!」と言う挨拶で、VESPERBELLは出番を終えました。
終わりに
「MOLH vol.3」は、VESPERBELLにとってはデビュー初期以来ぶりとなるクラブイベントであり、かつ初めてのナイトイベントとなりました。
3Dの姿を見せながらのパフォーマンスができる通常のライブとは異なり、声だけしか届けることができないことに加え、そもそもクラブイベントというこれまでのライブとは異なる雰囲気や客層といった難しさがありつつも、二人の武器である歌唱力と盛り上げ力で見事にトップバッターの役割を果たしました。
なにより、二人が本当に楽しそうに歌っていた姿が実に印象的で、楽しみながら素晴らしい歌を届けてくれるヨミとカスカの魅力をしっかりと感じることができました。
今回の会場にはVESPERBELLを知らなかった方も多かったはずですが、会場の雰囲気から見て、そういった方にもVESPERBELLの魅力が十分に届いたと確信しています。
普段とは異なる状況下でも自分たちの魅力をしっかりと見せつけ、輝きを放った素晴らしいステージでした。
また、今回のライブレポートを作成するにあたり、フォロワーのゆえ様、らんま様、Cereal様に現地で撮影した動画をご提供頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。
ozataro
コメント