こんにちは、おざたろうです。
VESPERBELLが出演した、「QQQ vol.2」のライブレポートを纏めました。
概要
- イベント名:QQQ vol.2
- 日時:2025年5月24日(土) 18:45~
- 会場:渋谷WOMB
QQQとは
「QQQ」とは、『ニューエイジポップユニット』としてTiktokなどで活動する『BPM15Q』によるクラブイベントです。
VESPERBELLが出演した今回は「vol.2」という名前の通り2回目の開催であり、BPM15Q、VESPERBELL以外にはDJやシンガーソングライターとして活躍するKOTONOHOUSE、同じくDJ以外にも作曲家、音楽プロデューサーとして活躍しているkzが出演しました。
なお、KOTONOHOUSEはカスカと元KMNZのLIZによる”未来図”の作詞・作曲・編曲を担当しており、VESPERBELLとは少なからず接点があります。
セットリスト
今回のライブのセットリストは以下の通りです。
※今回のライブでは現場での撮影がNGのため、文章のみのレポートとなります。
- ヒステリックナイトガール
- LOVE & ROLL
- DADA
- 狂乱Hey Kids!!
- RAMPAGE(KSUKE Remix)
- RISE(BlackY Remix)
- Bell Ringer
今回、VESPERBELLはトップバッターであるKOTONOHOUSEによるパフォーマンスの後、二番手として出演しました。
幕間の一瞬の静寂に包まれた会場に、”ヒステリックナイトガール”のイントロが鳴り響き、次いでヨミとカスカの歌声が響き渡り、VESPERBELLの出番が始まりました。
”ヒステリックナイトガール”はもともとカスカのソロカバー動画が上がっており、2021年の「TUBEOUT! Fes 2021 SUMMER」ではBOOGEY VOXXとのコラボでも歌われています。
クラブイベントとしては意外性のある選曲ではありますが、ヨミとカスカの軽快な歌声が響く中で、サビでの「クリアです クリアです someone dizzy up」といったところでフロアからも声が上がり、心地よくノることができました。
続いての”LOVE & ROLL”は可愛い寄りの曲であるため意外性が高い選曲でした。
その中でも、ヨミとカスカは見事に観客に拳を上げさせ、声を出させて巧みに会場を盛り上げました。
3曲目の“DADA”からは一気に雰囲気が変わりました。
”DADA”は、過去には2022年の「革命」ライブにてヨミのソロ(+一部カスカによるコール)で歌われていましたが、デュエットでの歌唱、さらには現地会場での歌唱は今回が初となりました。
前曲までとは打って変わり、かっこよさを前面に出したヨミとカスカのキレキレな歌声が会場に響きました。
歌声と煽りの両方で会場を盛り上げた結果、フロア全体が手を上げ、全身を使ってヨミとカスカの歌声に酔いしれました。
“DADA”で熱量を増した会場の一気にぶち上げたのは、”狂乱 Hey Kids!!”でした。
”狂乱 Hey Kids!!”は「QQQ vol.2」の2週間前にVESPERBELLが出演した「MOLH vol.3」でも絶対的な盛り上がりを見せており、2回連続でライブで歌唱されるのはカバー曲としてはかなり異例です。
そのため、今回も歌われたという事実そのものが、「QQQ vol.2」での盛り上がりやカバー動画自体の伸びの良さの証明でした。
前回の「MOLH vol.3」同様、今回もフロアから非常に大きな声が上がり、一気に最高クラスの熱量まで盛り上がりました。
また、「MOLH vol.3」とは異なり、「QQQ vol.2」ではVESPERBELLの”狂乱 Hey Kids!!”のカバー動画が映し出されたことで、もう一段上の盛り上がりを実現しました。
”狂乱 Hey Kids!!”で上がりに上がったボルテージの中、オリジナル曲のパートに移りました。
オリジナル曲1曲目として歌われたのは、”RAMPAGE(KSUKE Remix)”でした。
VESPERBELLのオリジナル曲の中で、この最高に盛り上がった雰囲気を引き継げるのは”RAMPAGE”だけでしょう。
渋谷WOMBのフロア全体に爆音で響いた”RAMPAGE”が、さらに会場を盛り上げました。
「QQQ vol.2」のような外部のライブでVESPERBELLのオリジナル曲を知らない方が多い中でも、ヨミとカスカが実力で会場を盛り上げる姿に圧倒されました。
続いて歌われた”RISE(BlackY Remix)”も、身体を震わせるほどのEDMサウンドがヨミとカスカの歌声とともに観客の心に火を付けました。
ヨミとカスカによる、どの楽曲よりも洗練された完成度のデュエットが圧倒的な存在感を放ちました。
さらに、お決まりであるヘドバンでは「おい!おい!」という声もフロアから響き、その後のヨミからの「よくできました~」の後には盛大な歓声が上がりました。
”RISE”を歌い終えた二人から「次の曲で最後」であることが告げられた後、7曲目として歌唱されたのは、”Bell Ringer”でした。
前回の「MOLH vol.3」でも”Bell Ringer”がVESPERBELLの出番のラストを飾りましたが、今回も前曲までの勢いをそのままにフロアを最高に盛り上げてくれました。
「I’m Bell Ringer!!」などの部分はBELLS以外の方にとっては声を合わせることが難しいですが、盛大な音量で響くオケ、会場を駆け巡るレーザー、スクリーンに映る”Bell Ringer”のMVなどの見事な演出が際立ちました。
そして何より、ヨミとカスカ自身が力強いデュエットの破壊力と、煽りやヘドバンによって最後まで会場の熱量を引き上げ続け、衝撃的な熱量の中でVESPERBELLは出番を終えました。
終わりに
「QQQ vol.2」でのVESPERBELLのパフォーマンスを纏めました。
予想外の選曲だった”ヒステリックナイトガール”、”LOVE & ROLL”含め、総じて、VESPERBELLが力強さと完成度で会場を支配した7曲でした。
前回の「MOLH vol.3」と今回の「QQQ vol.2」という、普段出演する機会があまりないクラブイベントで輝きを放つことができたことは、VESPERBELLにとって大きな自信になったように感じます。
この自信を胸に、次に見据えるのは6月2日の「3rd ONE-MAN LIVE BEYOND」です。
すでに開催まで10日を切るほどにまで迫ったこのライブでヨミとカスカが見せてくれるパフォーマンスには期待しかありませんし、現地で二人の姿を見ることができれば生涯忘れない思い出になると確信しています。
みなさんも現地に行き、現状の二人の最高到達点を目撃しましょう!
現地チケットは以下リンクから購入可能です。

ozataro
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