【ライブレポート】INTER SECTION 2025年10月18日

ライブ、歌枠レポート

こんにちは、おざたろうです。

ヨミが出演したライブ「INTER SECTION」のライブレポートまとめました。

概要

  • イベント名:INTER SECTION
  • 日時:2025年10月18日(土) 開演20:00
  • 会場:YouTube

「INTER SECTION」は、ななしいんく所属の龍ヶ崎リンが自身のYouTubeチャンネルで主催したオンラインライブです。
『交差点』を意味する英単語である「INTER SECTION」の名の通り、出演する4名のアーティストそれぞれの個性が交ざり合う事をコンセプトに掲げているこのライブにはヨミの他にもKMNZ LITAとHACHIもゲストとして出演しており、結果的には龍ヶ崎リンとRK Music所属アーティストのコラボライブの格好となりました。

実はヨミと龍ヶ崎リンとの活動上の関わりの歴史は長く、2人が最初に活動で関わったのは2022年にリリースされたコンピレーションアルバム「SPOTLIGHT vol.2」に収録された”午夜の待ち合わせ”のコラボカバーにまで遡ります。

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”午夜の待ち合わせ”のコラボの際にはヨミと龍ヶ崎リンが直接対面することは無かったようですが、それ以降はオンライン上でのやりとりを通して親交を深めていたようで、2024年には龍ヶ崎リンのチャンネルにて”美人”、そしてVESPERBELLのチャンネルで”洗脳 feat. DOGMA & 鎮座DOPENESS”のコラボカバーが投稿されました。

また、コラボカバーの投稿以外では、共演こそなかったものの2人とも「VTuber Fes Japan 2022」、「VTuber Fes Japan 2023」といった外部のフェスイベントに出演しており、それぞれのファンにとって割と身近な存在でした。

このような様々な縁があったヨミと龍ヶ崎リンですが、意外にも初めて顔を合わせたのは2025年9月の「XNAMBA MUSIC FESTIVAL -2025-」であり、かなり最近のことだったようです。

ヨミと龍ヶ崎リンの初対面でのエピソードなどの裏話については、龍ヶ崎リンが本ライブ「INTER SECTION」開催を発表した配信にて言及があったため、詳細は以下リンクの配信アーカイブをご参照下さい。

32:35~ヨミについて言及があります

セットリスト

今回のセットリストは以下の通りです。

龍ヶ崎リン ソロパート

落ち着いたシックな雰囲気のあるオープニング映像が流されたあとに、通称「龍ヶ崎タウン」のステージに立つ龍ヶ崎リンが画面に映されました。

そのまま、まずは龍ヶ崎リンがソロで”Moonshine”を歌い、夜のドライブのようなチルさを生み出しながらライブのオープニングを告げました。

龍ヶ崎リン × LITA コラボパート

その後、『4人の音楽が交わる場所』という、今回のライブのタイトル「INTER SECTION」に込めた意味を改めて説明した後、1人目のゲストであるLITAを呼び出しました。

龍ヶ崎リンとLITAのコラボ1曲目の”not for me.”では、前曲の”Moonshine”のチルさを引き継ぎながらも、身体全体で楽しくのれる軽快さも生み出しました。

続いてはKMNZのオリジナル曲である”Kickin The Pride”を歌唱し、KMNZらしさ溢れるストリート感と龍ヶ崎リンのハスキーな歌声が見事に交わりました

そして、龍ヶ崎リンとLITAコラボパート最後の曲となった”じゃむ feat.iri”では、聴いていて思わず身を預けてしまいそうになるようなゆったりとしたリズムのチルさを演出しました。

曲が終わっても一向に喋りをやめようとしないLITAを「マイク切って良いですスタッフさん」と一蹴した龍ヶ崎リンは、2人目のゲストであるヨミとのコラボパートに移りました。

龍ヶ崎リン × ヨミ コラボパート

「2ndゲストはVESPERBELLヨミ~!」という龍ヶ崎リンによる紹介と共に、ヨミと龍ヶ崎リンが過去にコラボカバーを投稿した”洗脳”のイントロが流れ、ステージ横からは「どうも、自認Awichです」と艶やかな声で挨拶しながらヨミが登場しました。

「どうも、自認Awichです」と、艶やかな声で攻めた挨拶をするヨミ

そのヨミに対して龍ヶ崎リンは「(ご本家に)怒られろ」とキレのある返しを披露して場の雰囲気が一瞬和みましたが、その直後にヨミがダークな雰囲気をまとった見事な歌声で歌唱を始めました。
毎度のことではありますが、曲に入る前と後でのヨミの雰囲気の切り替えには驚かされます。

ダークであると同時に社会に対する強烈なメッセージが込められた”洗脳”という楽曲の世界観を2人は歌声の抑揚を駆使して見事に表現してみせました

その後のMCでも未だにAwichを自認し続けているヨミが艶やかな声を出していましたが、話題はヨミと龍ヶ崎リンが初めて共演したコンピレーションアルバム「SPOTLIGHT vol.2」に移りました。
ヨミ、龍ヶ崎リンともに、このコンピレーションアルバムでのコラボの際にお互いのことを初めて知ったとのことでした。
このコラボを経て、突発的に”洗脳”、”美人”のコラボカバー投稿が決まり、そして遂に同じステージに立った2人が話す内容や雰囲気から、お互いの音楽へのリスペクトが感じられました

「せっかくの機会なので」ということで、2人は龍ヶ崎リンのオリジナル曲”ギブミー”を歌唱しました。

ラップとメロディが組み合わさる構成の楽曲はVESPERBELLのこれまでのオリジナル曲やカバー曲には殆ど無く、このように普段とは毛色の違う楽曲を楽しむことができるのはまさに今回の「INTER SECTION」が掲げる『個性の交ざり合い』そのものでした。

また、ヨミと龍ヶ崎リンの歌声が重なるサビは重厚さに溢れており、落ち着いた曲調の中で2人のハスキーな歌声によって生み出される力強さが非常に大きな存在感を放ちました。

ヨミと龍ヶ崎リンコラボパート最後の曲はVESPERBELLオリジナル曲の”羽化”で、ヨミが本来通りのパートを、龍ヶ崎リンがカスカのパートを歌唱しました。
本来のカスカの真っ直ぐでハイトーンな歌声に対して、龍ヶ崎リンのR&Bの要素が取り込まれた低音域の歌声のギャップが非常に大きく、普段からVESPERBELLの楽曲に触れているファンとしてはかなり印象的なコラボとなりました。
”羽化”という楽曲の新たな一面を発掘することに成功し、ヨミと龍ヶ崎リンのコラボパートは終了しました。

龍ヶ崎リン × HACHIコラボパート

このライブ最後のゲストとしてHACHIがステージに姿を現し、龍ヶ崎リンとHACHIによるコラボパートが始まりました。
1曲目の”come again”では、HACHIの美しい歌声と龍ヶ崎リンのラップパートのギャップのある表現が印象的である一方、ラスサビで2人の歌声が重なることで都会的でおしゃれな雰囲気を生み出しました。

その後のMCでは、「リンちゃん・・・♡」とHACHIが非常にメロい雰囲気を醸し出し始め、今回のコラボを心から喜んでいる様子が伝わってきました。

2曲目のHACHIオリジナル曲である”Lonely Girl”、そして3曲目の”追熟”では、HACHIの透明感のある歌声と龍ヶ崎リンのハスキーな歌声がクラブミュージック的な音楽に乗って表現され、身体を揺らしながら聴き入りたくなるような心地よさに包まれました。

全員パート

HACHIとのコラボパートを終え、全てのゲストアーティストとの歌唱を終えた龍ヶ崎リンは、再度LITAとヨミを呼び出し、このライブで初めて出演者の4人がステージに並びました。

常に笑いを取りに行くヨミ、そのヨミを見て半ば呆れたようなリアクションをしながらも楽しそうな笑みをこぼすLITAと龍ヶ崎リン、そしてヨミがボケる度に声を上げて笑う笑い上戸なHACHIと、非常に和やかな雰囲気の中で4人の会話が繰り広げられました

実はこのライブの前日に4人でご飯に行ったようで、4人ともライブ前日にも関わらず喉を痛めかけるほど笑い、非常に楽しい時間を過ごしたとのことでした。
人とご飯を食べたのが久しぶりだったヨミは「(人と食べるのって)こんな楽しいんだ」と改めて実感したようで、音楽だけでなく、このメンバーでまたご飯に行きたいという願いも口にしました。

その後、ゲストの3人が順番に今回のライブの感想を語りました。

トップバッターのLITAは、「OP映像、選曲等含め、(龍ヶ崎リンが)全て監修していて、音楽への愛がデカい」と関心した様子でした。
「INTER SECTION」が開演する前に、裏で「ライブが始まるということは、終わるということか・・・」と呟いていたという龍ヶ崎リンに対して、「うちらの音楽は終わらないよ」と、これからも一緒に音楽の道を歩んでいこうという熱い言葉を掛けました

続いてヨミは、「人のライブに呼んで貰えることはあまりないから、呼んで貰えたことが嬉しい」と、「INTER SECTION」に呼んで貰えた事の喜びを口にしてから、「こだわりのある選曲、ご飯に連れて行ってもらったりと、細かな気遣いが嬉しかった」と嬉しそうに語りました。
また、「配信のコメントから、龍ヶ崎リンというアーティストがファンから愛されていることがよく伝わってきた」と、龍ヶ崎リンとファンの温かい関係性に触れることができたようでした。

ツーショットを唐突に提案したヨミと、それに応じる龍ヶ崎リン。そしてそこへの写り込みを試みるLITAとHACHI

HACHIは、「リンちゃんと歌うと自分がおしゃれになれた気分になる」と、自分とはタイプが違う魅力を持つ龍ヶ崎リンと共に歌う時間が特別に感じられたようで、ライブに出演できた事への感謝も龍ヶ崎リンに伝えました。

3人からの感想を受けて龍ヶ崎リンは「音楽と真摯に向き合う人と一緒に歌うのは楽しい」と、このライブを実現できたことの喜びを語りました。

その後、各々の告知を挟みましたが、アニメのOP主題歌を担当するVESPERBELL、ライブツアーを開催するHACHI、主催するKMNPARTYのチケットを完売させたKMNZと、それぞれの告知の内容からも、錚々たるメンバーを集めたライブであることを改めて実感させられました

一通り語り尽くし、「またやろう」「次は金取ろう」と話した後で、ライブの最後を飾る”Merry Go Round”を4人で歌いました。

4人の歌声が重なったかと思いきや、それぞれが自分の特徴を発揮できるソロパートに入り、そしてまた4人の歌声が交ざり合う。全く異なる歌声が分かれては交差してを繰り返すことで生み出された音楽はまさに唯一無二であり、「INTER SECTION」というライブのコンセプトを見事に表現しました

最後まで素晴らしい歌声に包まれた中で、4人による「ありがとうございました~!」という挨拶に合わせてカメラが上空に向けられてライブは終演しました。

終わりに

今回の「INTER SECTION」は、VESPERBELLとしては珍しくヨミが単独でゲストとして出演した外部ライブとなりました。

過去からコラボで関わりのあった龍ヶ崎リンとの共演はファンにとってまさに待望であったと同時に、これまでのコラボとはまた違った世界観に浸ることができました

そして、このライブの特筆すべき点は出演者の豪華さです。
ゲストのヨミ、LITA、そしてHACHIというRK Musicを牽引する3人と、この3人に全く引けを取らない歌唱力を誇る龍ヶ崎リンによる4人の共演はあまりにも贅沢であり、このライブがYouTube上で無料で配信された事には驚きを禁じ得ません

アーティストだけでなく、「INTER SECTION」というライブのコンセプトに合わせてしっかりと作り込まれたセットリストや演出も含め、非常にクオリティの高いライブとなりました

「VSinger」というまだまだ伸び代のある業界の中で強い存在感を放ちながら、音楽に本気で向き合う4人がこうして同じステージに立つ光景を目の当たりにすることができたことを、ファンとして非常に喜ばしく感じました。
4人がこれからもお互いに相乗効果を生み出しながらこの業界を牽引し、盛り上げていくことを確信した素晴らしいライブでした。

ozataro

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